【Koro Kara活動 『手当て』】
「Koro Kara 活動」
「森の森林浴」という表現が今浸透し始めています。
これは所謂植物揮発成分の【フィトンチッド】に触れること。
私達は、癒しの力があるフィトンチッド100%の商品を使い、
ご依頼先で簡単なハンドマッサージをしながら色々なお喋りをし、
皆様が出来る限りリラックス・ハッピーな気持ちになれるよう
微力ながらお手伝いをさせて頂いております。
現状、主に高齢者施設・自治体のイベントでシニアの方々を対象に活動させて頂いていますが、
活動先の対象年齢には特に制限をしておりません。
Why(なぜ)「ハンドマッサージやお話」?
Because(なぜなら)手とお喋りには不思議な力があるから
皆様、「手当て」と聞いて何を想像されますか?
◇ お医者様の治療: 「傷の手当てをしようね」
◇ 相手を労う際のご褒美: 「よく頑張ってくれました、お手当です」
◇ 相手を諭す: 「自分の胸に手を当ててよく考えてごらんなさい」
のように、色々なシーンで耳にされると思います。
人は日々の生活の中で、この「手当て」シーンに出会う時、ご自身の体や心が良い方向に
進むことが多いと思います(セクハラや殴られるなどは別ですヨ、勿論(笑))。
小さなお子様が転んで泣いた時、お母様がお子様に駆け寄りお子様の傷部分に手を当てて
「大丈夫よ、イタイノイタイノ飛んでけ~!」と言われたことで、お子様も一緒に「飛んでけ~!」
と言いながら、当の本人、あっという間にケロリ♪
なぁんてシーンも見かけます。
私達も、手当てにより癒された経験が多々ございます。
☆ 小さい頃、落ち込んだ時、母や先生方にポンポンと背中を叩かれたことで気持ちが落ち着いた
☆ 自分の目標を達成できた時、友達が手を強く握って「本当によかった!おめでとう!!」と
言ってくれたことで、張っていた気持ちがス~っと消えて嬉し泣きになった
など。
逆に、相手に喜ばれたことも多々ございます。
実際入院中の方へ手当て(クリームを使った手足のマッサージ)をしたことで、
「あ~、本当に気持ちいいなぁ~。人の手でこんなにも癒されるんだねぇ。ありがとう。」
というお言葉を頂いたこともありました。
こういう日常の何気ない行動に、手当てはとても密接に関わっています。
手には不思議なパワーがあるんですね。
その効果も研究により明らかになっているようです。
ではお喋りは?
お相手の方から積極的に話して下されば別ですが、こちらからペラペラと最初から話しかけるのは、
かえってお相手の方がお疲れになる可能性があります。
なので、ポツリポツリと話す程度で初めはハンドマッサージに集中させて頂き、
手のぬくもりを感じとって頂いた頃に、様子を見ながらコミュニケーションを取らせて頂いています。
手のぬくもり→心のぬくもり→お喋り→心身のリラックス。
そう私達は考えています。
ぬくもりを感じることで、緊張感が和らぎ、次第に心身が癒されていくと思います。
そうなれば、親しみを持ってお喋りがしやすくなりますね。
お喋りによって、思いもかけない情報を得ることができたり、気分が晴れることができたり。
またコミュニケーションを通じて、何か新しい発見もできるかもしれません。
何となく日頃の不満を話して、気分が少し落ち着くということもあるでしょう。
お喋りをすることで、何かしらその方にとってプラスな気持ちになって頂けたら・・・
それが私達の願いです。
以上のことより、私達は「手当て」「お喋り」を、人が癒されたり元気になる
ツールの1つとして大切にしています。